「台東区で個展を開きたいけど、どんな貸し画廊があるのかなあ・・」
「台東区にあるレンタルギャラリーの特徴を知りたい・・」
とお悩みの方々へ。
今回は、そんなお悩みを解決できる記事になっています。
個人やグループで展覧会を開く際に欠かせないのが、貸し画廊やレンタルギャラリー。
しかし、ただギャラリーを借りれば良いという訳ではありません。
予算や立地、規模などから、理想に合ったスペースを探すことが大切なのです。
また、ギャラリーにはその土地ごとに特徴があります。
個展の準備をスムーズに行うためにも、事前にその地のポイントを抑えておくことが重要です。
そこでこの記事では、東京の『台東区』に限定し、台東区の特徴やおすすめの貸し画廊・レンタルギャラリーをご紹介していきます。
台東区におけるアートや美術の特徴
台東区は、江戸文化の発祥として知られる地。
上野や浅草を中心とし、古くから日本文化を継承してきました。
そんな歴史的背景が色濃く残っている台東区は、日本の伝統工芸産業における中心で、モノづくりの街としても知られています。
東京国立博物館、国立西洋美術館、東京都美術館など、大規模な美術館や博物館が多く、アートに興味・関心を持つ多くの人が台東区を訪れるのも特徴です。
台東区で貸し画廊を探すポイント
台東区で貸し画廊を探すメリットには、下記のようなものが挙げられます。
- 古くから芸術活動が盛んだったため、貸し画廊・レンタルギャラリーが多い
- 集客を望むのであれば、上野や浅草でギャラリーを探すと良い
- アートが生活に密着しているため、気軽に個展を開くことができる
- 古民家ギャラリーが多い
- 料金がリーズナブルなギャラリーが多い
古くから芸術活動が盛んで、生活と密着していた台東区では、上野や浅草を中心に貸し画廊やレンタルスペースが多く点在しています。
上野・浅草は観光客が多い場所でもあるので、うまくPRできれば来場者も見込めるでしょう。
また、古くからアートが生活の一部となっている台東区では、気軽に個展を開きやすい雰囲気があります。
他の区と比べると、古民家をリノベーションした、古き良き落ち着いた雰囲気のギャラリーが多いので、ゆったりと落ち着いた個展を開催できるのも魅力的ですね。
レンタル料金もリーズナブルです。1週間で10万円を切るような貸し画廊が多くあるので、お得に展覧会を開くことができるでしょう。
台東区の貸し画廊・レンタルギャラリー
ではここからは、上記のポイントを踏まえて、台東区の貸し画廊・レンタルギャラリーの中でも特におすすめのものをご紹介していきます。
BANK BED GALLERY
住所
西浅草2-8-5
田原町駅から徒歩5分
金額
共通・平日 3,000円 / 1時間 共通・土日祝 4,000円 / 1時間
一般・平日 15,000円 / 1日 一般・土日祝 18,000円 / 1日
学生・平日 12,000円 / 1日 学生・土日祝 15,000円 / 1日
学生・平日 12,000円 / 1日 学生・土日祝 15,000円 / 1日
一般 80,000円 / 1週間 学生 50,000円 / 1週間
広さ
20名が着席可能
※詳細については、要確認
特徴
ゲストハウスに併設されたこのBANK BED GALLERYは、宿泊客が気軽に日本の芸術を楽しめるように設けられています。
1時間あたり、1日あたり、1週間あたりと、金額設定が多様なため、計画に応じた柔軟な借り方が可能です。
さらに、学生割があるので、金銭的な余裕が無い学生クリエイターには嬉しいですね。
BANK BED GALLERYのサイトURL
Gallery & Space しあん
住所
東上野1-3-2
都営地下鉄大江戸線「新御徒町」（つくばエクスプレス） A1出口から徒歩1分
金額
火曜日～日曜日（6日間）90,000円（税抜き）
火曜日～木曜日（3日間）48,000円（税抜き）
金曜日～日曜日（3日間）51,000円（税抜き）
広さ
要確認
特徴
昔の面影が残るGallery & Space しあんは、築60年の民家をギャラリーにした貸し画廊。
駅から徒歩1分と恵まれた立地に加え、観光客の多い上野に位置しているため、うまくPRできれば多くの人に作品を見てもらうことができるでしょう。
上記のような利点に関わらず、レンタル料は6日間で10万円以下とお得なのも魅力的ですね。
Gallery & Space しあんのサイトURL
http://www.siang.jp/index.html
レンタルスペース&カフェパズル浅草橋
住所
浅草橋5丁目2−3 鈴和ビル2F
JR総武線 浅草橋駅 西口から徒歩4分
JR山手線 秋葉原駅 昭和通り口から徒歩8分
金額
ギャラリー1：平日：一般 12,000円/日 土日祝：一般 19,200円/日
ギャラリー2：平日：一般 14,000円/日 土日祝：一般 22,400円/日
ギャラリー3：平日：一般 8,000円/日 土日祝：一般 12,800円/日
ALL使用：平日：一般 30,000円/日 土日祝：一般 52,000円/日
※会員は、上記の金額の30％off 時間単位での貸し出しも可能
広さ
ギャラリー1：12㎡
ギャラリー2：16㎡
ギャラリー3：13㎡
特徴
3つのギャラリーを備えるレンタルスペース&カフェパズル浅草橋では、規模や用途、予算に応じて、広さの違う3つのギャラリーが利用可能。
さらに、会員になれば30％もお得にギャラリーを借りることができるんです。
カフェが併設されているため、ゆっくりしながらアートを楽しむことが出来るのも魅力的ですね。
レンタルスペース&カフェパズル浅草橋のサイトURL
https://puzzle-scs.jp/akb/gallery
抒情歌館
住所
花川戸2-3-4 ファミール浅草101
金額
6日間(月～土)：160,000円（税別）
1日：30,000円（税別）
広さ
総床面積：60㎡
天井高：2.7m
総壁長：30m
特徴
小田急線新百合ヶ丘から移転し、2018年に新規オープンした抒情歌館。
オープン間もないこちらのレンタルギャラリーは、白を基調とした綺麗な作りになっています。無駄の無いこの空間では、どんな作品も映えることでしょう。
展覧会の計画や準備に関するサポートも充実しており、初めて個展を開く人にも優しいギャラリーです。
スカイツリーが見える立地も魅力的ですよ。
抒情歌館のサイトURL
https://jojokakan.com/news/875/
池之端画廊
住所
池之端4-23-17 ジュビレ池之端1F
地下鉄 根津駅から徒歩4分
金額
1Fスペースのみ：5日間130,000円
1Fスペース＋2Fスペース：5日間200,000円
※2Fスペースのみの利用はできません
広さ
1F 壁面 約18.0m 床面積 20.7 m²
2F 壁面 約 15.5m 床面積 19.5 m²
特徴
2019年3月5日に回廊したこちらの画廊は、オープンしたばかりとあって、とても綺麗。
さらに床は大理石ベースの物を使っているので、高級感も兼ね備えています。
ガラス張りになっているので、外からでも店内の様子が伺えるこのギャラリー。上野動物園や東京都美術館が近いため、外を通りかかる多くの人に作品をアピールすることができますよ。
池之端画廊のサイトURL
https://www.ikenohata-art.com/galleryikenohata
Atelier COMET（アトリエ コメット）
住所
浅草4-28-14
銀座線浅草駅から徒歩10分
金額
1週間 25,000円
2週間 35,000円
広さ
床面積：20㎡
特徴
Atelier COMETは、お米屋だった場所を改装して造られた、アトリエとショップも兼ねている貸し画廊です。
リーズナブルな貸し画廊が多い台東区ですが、その中でも1週間25,000円というのはかなりお得な料金設定。
観光客が多い浅草にありますが、Atelier COMETのある奥浅草は静かで落ち着いた場所なので、ゆったりと個展を開きたい人にオススメです。
Atelier COMET（アトリエ コメット）のサイトURL
ギャラリー・ファムファタール
住所
谷中4-2-44
JR日暮里駅（南口）から徒歩8分
地下鉄千代田線千駄木駅（1番出口）から徒歩8分
金額
玄関＋洋間：10,000円/日（税抜）
庭スペース： 5,000円/日（税抜）
広さ
玄関スペース：1.7m×2.6m （約三畳）
洋間スペース：3.5m×3.8m （約八畳）
庭スペース ：3.5m×2.7m
特徴
ヴィンテージ感のある昭和レトロな雰囲気が特徴のギャラリー・ファムファタール。
古民家を利用したこちらのレンタルギャラリーでは、ゆったりと落ち着いた個展を開くことができるでしょう。
庭のスペースを利用した解放感のある展覧会が可能なのも、このギャラリーの特徴です。
ギャラリー・ファムファタールのサイトURL
https://www.galerie-femmefatale.com/
台東区の貸し画廊、レンタルギャラリーについてのまとめ
台東区の貸し画廊、レンタルギャラリーについて、台東区の特徴やギャラリーの概要を踏まえてご紹介してきました。
計画している個展を開くのに最適なギャラリーはあったでしょうか。
台東区は、上野や浅草を中心に、昔からの日本文化が色濃く残る地。
長年アートと生活が密着してきた台東区では、初めて個展を開く人でも気兼ねなく展覧会を開くことができます。
興味を惹く貸し画廊があった方は、是非一度、ギャラリーのホームページを覗いてみてください。