「中野区で個展を開きたいけど、どんな貸し画廊があるのかなあ・・」
「中野区にあるレンタルギャラリーの特徴を知りたい・・」
とお悩みの方々へ。
今回は、そんなお悩みを解決できる記事になっています。
個人やグループで展覧会を開く際に欠かせないのが、貸し画廊やレンタルギャラリー。
しかし、ただギャラリーを借りれば良いという訳ではありません。
予算や立地、規模などから、理想に合ったスペースを探すことが大切なのです。
また、ギャラリーにはその土地ごとに特徴があります。個展の準備をスムーズに行うためにも、事前にその地のポイントを抑えておくことが重要です。
そこでこの記事では、東京の『中野区』に限定し、街の特徴やおすすめの貸し画廊・レンタルギャラリーをご紹介していきます。
中野区内で貸し画廊を探している人や、都内のどこで個展を開こうか迷っている人の参考になれば幸いです。
中野区におけるアートや美術の特徴
中野区は、新宿や渋谷と隣接し、都心への利便性が高いと同時に、居住者も多く住宅街としての役割も果たしている街です。
学生や若いサラリーマンが多いことから、他区と比べると特に20代30代の人口が多く、若い世代に人気の街と言えます。
そんな中野区は、「サブカルチャーの街」として有名です。
サブカルチャーとは、社会の主流ではない少数派文化のこと。
例えば、アニメや漫画、フィギュアなどの若者が担い手となっている文化がこれにあたります。
このように、独自の個性的な文化が発展しているのが中野区の特徴なのです。
中野区で貸し画廊を探すポイント
中野区で貸し画廊を探すメリットやポイントとしては、下記のような点が挙げられます。
- 中野ブロードウェイやサンモール商店街周辺は特に来場者が見込める
- 作品を若者に見てもらうことができる
- 都心に近い割にレンタル料が安い
- 個性的なレンタルギャラリーが多い
サブカルチャーの地として有名な中野区の中でも、聖地として世界中から注目を集めている場所が、大型商業複合ビル「中野ブロードウェイ」です。
そしてこの周辺は、中野駅北口から200m以上続く大型アーケード、「サンモール商店街」もあります。
中野区でも特に多くの人がこの周辺に集まることから、中野ブロードウェイやサンモール商店街近辺でギャラリーを探すのが最も来場者が見込めるでしょう。
また、中野は20代30代の若者が多い街なので、若い人に作品を見てもらいたい人にもおすすめの街です。
さらに、レンタルギャラリーの相場が高い新宿や渋谷に隣接しているにも関わらず、中野区の相場はかなり安め。
隣接している新宿では、レンタル料の相場が20万円ほどになっていますが、中野区はなんと5万円ほどでレンタル可能なギャラリーも少なくありません。
独自の文化が発展している中野では、ギャラリーも個性的なものが多いので、自分のこだわりとマッチするようなお気に入りのギャラリーが見つかるかもしれませんよ。
中野区の貸し画廊・レンタルギャラリー
ではここからは、上記のポイントを踏まえて、中野区でおすすめの貸し画廊・レンタルギャラリーをご紹介していきます。
nakano f
住所
中野5-46-10 J’sコート1、2F
JR中野駅北口より徒歩5分
金額
平日
【1階】1日:16,000円
【2階】1日:30,000円
【全面】1日:38,000円
土日祝
【1階】1日:20,000円
【2階】1日:45,000円
【全面】1日:55,000円
5日パック
【1階】60,000円
【2階】140,000円
【全面】180,000円
※1時間あたりの貸し出しも可能
広さ
要確認
特徴
nakanofは、シンプルでオシャレな作りのため、ジャンル選ばずどんな作品にもマッチする貸し画廊です。
1階、2階または両方、と3パターンの借り方ができるので、個展の規模に応じた柔軟な利用が可能。
中野駅から徒歩5分と近いにも関わらず、リーズナブルに利用できるのも魅力的です。
飲み物や食べ物の持ち込みも自由なので、飲食を交えてくつろぎながらの展覧会も開催可能ですよ。
ギャラリーのサイトURL
Gallery MIWA
住所
本町6-16-10 藤和シティコープ新中野Ⅱ102号
東京メトロ丸の内線 新中野駅 1番出口(杉山公園口)徒歩2分
金額
3日間(金~日曜):20,000円
5日間(水~日曜):32,000円
広さ
面積:10㎡
天井高:2.5m
特徴
Gallery MIWAは、新中野駅から徒歩2分、3畳ほどの小さなレンタルギャラリーです。
5日間借りても32,000円とレンタル料がリーズナブルなので、気軽に個展を開きたい人におすすめ。
ギャラリーはガラス張りになっているため、外からでも店内が見えるようになっています。
店前を通る人々へのアピールも可能ですよ。
ギャラリーのサイトURL
https://gallerymiwa.wixsite.com/mysite
meee” Gallery Tokyo
住所
新井1-23-24
中野駅北口より徒歩8分、
西武新宿線 新井薬師前駅より徒歩10分
金額
6日間(金~水曜日):35,000円
13日間(金~水曜日):65,000円
2日間(土日):25,000円
広さ
床面積:9.68㎡
壁面長:8.4m
天井高:2.1m
特徴
”meee” Gallery Tokyoは、若手芸術家の支援を目的としている貸し画廊。
学生アーティストや、初めて個展を開く人でもお手軽にギャラリーを利用できるように、都内最安レベルの値段設定になっているんです。
また、絵画や写真を初めとし、ジャンル問わずに芸術作品全般の展示が可能になっています。
規模は小さくて良いから、気軽に個展を開きたいという人におすすめの画廊です。
ギャラリーのサイトURL
ギャラリー2549
住所
上高田2-54-9
金額
6日間:48,000円
<平日>
1時間:3,000円
1日:24,000円
<土日祝>
1時間:4,000円
1日:32,000円
広さ
床面積:34㎡
特徴
ギャラリー2549は、上高田2-54-9という所在地の住所を名前にしたギャラリー。
そんなユニークなこのレンタルギャラリーは、1階がギャラリースペース(ギャラリー2549)に、2階はバー&ミニシアター(room2549)になっています。
ギャラリーで展示会を開催した作家の作品を、2階のroom2549やオンラインショップで販売したりと、利用者の芸術活動を後押ししてくれるようなサービスを行っているのが特徴です。
ギャラリーのサイトURL
GALLERY リトルハイ
住所
中野5-52-15 中野ブロードウェイ4F
中野駅から徒歩3分
金額
6日間:210,000円(税抜き)
広さ
床面積:26㎡
天井高:2.3m
展示壁面長:約10m + 移動式展示壁長:約9m
特徴
リトルハイは、サブカルの聖地、中野ブロードウェイにあるギャラリー。
ピクチャーレールや移動式ハンガーウォールパネル、さらには可動式スポットライトが設置されており、自由な空間の演出が可能になっています。
部屋自体は白を基調とした無駄のない作りになっているので、ジャンル問わずどんな作品もマッチすることでしょう。
ギャラリーのサイトURL
GALLERY LIPP(ギャラリー・リップ)
住所
大和町1-14-6 中野ESビル2F
JR高円寺駅より徒歩15分
西武新宿 野方駅より徒歩10分
金額
6日間:30,000円
1日:8,000円
広さ
床面積:約36㎡
特徴
GALLERY LIPPは、駅から少し離れた閑静な場所に佇む、隠れ家的なレンタルギャラリーです。
新しい文化が生みだされる中野において、様々な作品を発表できる場所として貸し出しをしているので、ジャンル問わず気軽な利用が可能です。
白を基調にしたおしゃれな作りのギャラリーが、作品の魅力を最大限に引き立ててくれるでしょう。
ギャラリーのサイトURL
フリースペース江古田3
住所
江古田2-12-13
金額
壁2面につき
1日:1,000円
1週間:5,000円
広さ
12畳(3.4m×6m)
特徴
フリースペース江古田3は、障害者・高齢者向けのサービスを行っている、株式会社ひつじ企画の社長が店主を務めるお店です。
地域情報や文化の発信・交流の場として解放しているこのギャラリーは、非常にリーズナブルな値段で利用することができます。
また、ピクチャレールやワイヤー、テーブル4台といった備品もそろっているため、準備するものが少なくて済むのも嬉しいですね。
ギャラリーのサイトURL
http://www.hitsuji-kikaku.com/
中野区の貸し画廊・レンタルギャラリーについてのまとめ
中野区の貸し画廊・レンタルギャラリーについて、街の特徴やギャラリーの概要を踏まえながらご紹介してきました。
計画している個展を開くのに最適なギャラリーは、あったでしょうか。
中野区は、サブカルチャーの地として知られており、独自の個性的な芸術が発展している街。
新宿や渋谷といった都心に隣接しているにも関わらず、レンタル料が全体的に安いのも魅力的です。
興味を惹く貸し画廊があった方は、是非一度、ギャラリーのホームページを覗いてみてください。